インドネシア、ポリシの検問の恐怖

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出来る事ならお世話になりたくないのが警察。

日本ならまだしもインドネシアで警察のお世話になるのは非常に困ります。

何故かというと、それは・・・ここで詳しく説明するのはちょっと問題になりそうなので止めておきますが、今回はnanasが出会ったインドネシア人警察官あれこれ、をお伝えします。

警察の事をインドネシア語で「ポリシ」と言いますので以下はポリシ、と書いていきますね。



nanasはバリ島で暮らしていた時にバイクに乗って生活していました。車の方が便利で快適、と思われるかもしれませんが、バリ島ではバイクの方が圧倒的に便利に使えます。

渋滞が多いですし、道幅が凄ーく狭い。そして駐車場というものが少ない、という環境なので、バイクの方がスイスイと何処にでもお手軽に行かれるからなんです。

実際の所は車が非常に高価、という事情もある訳なんですが。とにかくバイクは便利で快適なんです。

そして、

そんなバイク生活をしていた頃、よーく遭遇していたのがポリシの【検問】です。

道を走っていると前方に数十人の警察官が立っていて、通る車、バイクを一台一台止め、免許証、そして税金の納付書やバイクの車検証の様なものを見せろ、という訳です。

遠くからこの検問を見つけられれば、逃げるという方法もあり、ローカルな人々の中にはそそくさとバイクをUターンさせる人達もいましたが、そこら辺は日本人の真面目さというのか、nanasにはちょっと出来ない事だったんですね。

で、日本人のnanasは必ず文句を付けられてしまう訳です。

ヘルメットの種類が自転車用だからダメ! 国際免許は使えない! 等々と言われ、その度にお金を要求されました。罰金の金額が実際いくらなのかの詳しい説明は無く、その度に¥500程を支払っていた訳です。

最初の請求額は¥2000、そして値切って¥1000~その後最終的には¥500になる訳です。(爆)

日本では考えられない世界ですね。

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ある時、早朝娘を友人の家に送った帰り道にやはりこの「検問」に引っかかったんです。

「あ~またか」とため息をついてノロノロ走っていくと、何故かnanas,ポリシに棒で背中を叩かれたんです。

そしてそのポリシ、「早くこっちへ来い!」と怒鳴ってます。

叩かれたnanasはブチ切れまして、「痛い!なにすんねんわレーーーー!」的にインドネシア語で怒鳴り返したんですね。

すると数人のポリシが走り寄って来て「なんだお前はーーー」と・・・集まってきました。

で、ちょうどヘルメットを脱いだnanasの顔を見たその瞬間、ポリシ達、一瞬で顔つきが変わりました。

そして急に変貌し「あ~外人さんだったかね~悪かったね~」「大丈夫かい?えへへ」ニコニコ・・・となったんです。

ヘルメットがフルフェイスで黒いシェードだったので、外国人とは思わなかったようです。しかもnanasはいつもローカルと見分けのつかないボロボロのTシャツで外出してましたので。

この変化には本当に驚きましたね・・きっと外国人を叩いてしいまった事で、もしそれが公になったら都合の悪い事が起きるんでしょうね。

しかもその時は免許証の事なども何も言われず、「どこ行くの?気を付けてね~」と言われ、さらにお見送りまでしてくれましたからね。(爆)(/・ω・)/


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バリ島に来たばかりの頃にも「検問」に遭遇、その時はインドネシア語がさっぱりわからなかったので、呆れたポリシに見逃してもらった、という事もあります。

優しいポリシもいて、色々な説明をしてくれるばかりか、お金を一銭も要求しなかった人もいました。


ポリシもピンからキリまで色々な人がいるものです。


ちなみにインドネシア国内では日本の国際免許は使えません。

インドネシアはジュネーブ協定に加盟していない為に日本の国際免許は認められないんです。

nanas国際免許を使ってましたが・・・

インドネシアでバイクに乗る場合、短期で1か月間有効なツーリスト免許を取得出来ますので取得してから乗るようにした方が懸命です。

kitas,kitapなどのビザをお持ちならしっかりとしたインドネシアの運転免許証を取得しましょう。(って言える立場ではないですが・・・)


法律の改正などが激しいインドネシアですので、あらかじめ色々な事を確認しておくのは大事ですね。

ポリシには気を付けましょう~~~。


それではこの辺で



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