インドネシアの子供達と日本の子供達

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インドネシアで暮らしていると良く感じるのが、子供達の天真爛漫で、いかにも子供らしいその姿の素晴らしさです。

何処に行っても子供達が楽しそうに遊んでいる姿を見る事が出来るんですが、木に登って果物を取ったり、川に入って泳いだり、飛び込んだり、ボールでサッカーする子やままごとに興じる女の子、ふざけて大笑いしているその様子は実に微笑ましいんです。

そしてそんな子供達は、親や近所の大人達の言う事には絶対に反抗したりもせず、素直に従います。

小さな兄弟をおんぶして子守している子、買い物に行く子、大人の手伝いをする子・・・

信じられない程純真で、素直で、愛らしいんですよね。

夫papikoの兄弟達の子供も、本当に良い子ばかり。日本に興味津々で色々な質問を受けたりもしますし、お菓子をねだられる事もあるにせよ、ついつい甘やかしてしまうnanasなんです。


そんな子供達を見ていると、つい比べてしまうのが日本の子供の事。もちろん我が家の子供達も含めてなんですが、そのあまりの違いに愕然としてしまう事が多々あります。


日がなゲームやインターネット、スマホに興じる日本の子供達(我が家の子も)。家に閉じこもってゲーム三昧、そして宿題や塾・・・

学校から帰ってからも塾に行く子供が多く、日曜日は家族でショッピングに外食、というスタイルが一般的な家庭かなと思うんですが、何とも寂しい子供達の生活ぶりですよね・・・。



娘はバリ島生活が長かったんですが、そのころと比べると物凄くインターネットやゲームをする時間が長くなりました。
近所に友達はいるものの、塾や習い事が忙しく、親にも厳しく言われるのか中々遊べない様なんです。

その為仕方なく家にいるしかありませんし、やる事と言えばメディア系の事しか無い・・・。

なんだか可哀そうになってしまうんですよね・・・


バリ島滞在中は、仲の良かった日本人、バリ人双方の子供達が毎日のように家に遊びに来まして,そのまま泊まっていく、何てこともしょっちゅうありましたし、娘自体もあっちこっちの家を泊まり歩くような日々を過ごしていました。

遊びはというと、まず探検ごっこ、子供達だけで色々な場所に行っては秘密基地を作ったり、ジャングルのような場所を探検して周ります。そして鬼ごっこ、かくれんぼ、トランプ遊び川遊びに木登りなどなど、いかにも子供らしい遊びをしてきたんです。

夜になると皆で焚火をして、そこでお菓子を焼いて食べたり、その後は皆で水浴びをしてから雑魚寝してましたね~。

日本だと、お泊りさせるのにはその子の家の方々に気を使わないといけませんし、簡単に泊まらせる様な感じではないじゃないですか?

そして、日本で驚くのは外に中々子供がいない事です。子供の数自体、インドネシアと日本では違いがありますが、それでもいないですよ、日本は外に子供が・・・

不審者による事件などもあるためなんでしょうけれど、子供の遊ぶ声が聞こえない、公園にも子供はあまりいない、なんて社会はどうなんでしょうか・・・

寂しい国ですよ、日本。


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大人自体の生活ぶりが、そのまま子供にも反映してしまうんでしょうね、きっと。インドネシアの様にノンビリと穏やかに暮らす大人を見て育つ子供と、日本人の様に勤めが忙しく、お金稼ぎに忙殺されてストレスを抱えて生きる大人を見て育つ子供・・・

違って当たり前なんでしょう。


娘が日本での生活をどんなふうに感じているのかは本当の所は分からないんですが・・バリ島の暮らしを忘れずにいて欲しいな、と心底思うnanasなんです。


もっともっと本当は子供は自由で、子供らしくあるべきなのでは?と感じていますし、日本の大人のあるべき姿も考えなければいけないのではと感じます。





夏休みの宿題なんかも、本当はいらないんじゃ?もっと遊ばせれば?

それに自由研究とかいって、自由じゃないじゃん。  なんてね。



それではまた~~~









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